とにかく石破さんがしゃべり出すと他のどの政治家よりも強烈な個性を感じるわけです。長らく私が所属していた美術畑とはうってかわってこういった個性というのはどういう起源でどういう方向性で生まれてきたのが皆目見当がつきません。
例えばですけど、ジョンとヨーコが世界平和を歌っているとかそれに連動するヒッピーの行動様式とか、またドフトエフスキーの小説の中に出てくるような寒い地にして静かながら熱狂的で半狂乱的な思考回路とか、建築現場に多数存在する虎一を愛しつつ金のネックレスをしている貧乏くさいバンカラ男とか...子供教育に真摯なうつ病独身女性とか、どういう世界でもいいのですが何となくその世界観というものが想像できるのです。極端な話ではありますが乱交パーティーの文化的な背景とか代々受け継がれてきた過疎地の農村的メンタリティーとか私自身それらを想像するのはさほど難しくないのです。勿論その想像が現実とかみ合っているかどうかは問題ですが。
しかし自分の想像の範疇を越えると少しばかりおかしな反応をするようになります。心理学ではこれを「定位反応」といって、はじめてみたもの、はじめて体験したものに対してまだその本人の「反応」が定式化されていないという状態の「反応」のことをいいます。当然のことながらこの定位反応は幼い子供によく見られます。
石破さんを見ると私はこの定位反応に見舞われます。何といいますか...彼の表情、口調、またその外見とは裏腹なものすごい理路整然とした論調、どこを見ているのかよくわからない目線というものに捉われて唖然としてしまうのです。
石破氏本人のパーソナリティーについては様々な情報が出回っているのでここでは触れませんが、Wikipediaから彼の名発言を少しばかり紹介します。
- 防衛大臣在任時、UFOの存在を日本政府としては確認していないという公式見解を出した。
- イージス艦「あたご」の事故について事故直後・捜査が入る前に航海長を省へヘリで呼び出し、大臣同席で事情調査をしたことについて民主党の前原の質問「あなたは何をしているんですか?」と聞かれ、「今はあなたの質問に答えています」と答弁をした。
- テレビ朝日の「サンデープロジェクト」で核密約について聞かれたとき「秘密をばらすような人間を次官や大臣にするのが間違っている」と発言した。
石破氏の公式ブログ


