ワールドカップ熱狂

 ワールドカップサッカーというものについて直接言及したわけではないのだけど、イギリスのデビットベッカムは「サッカーが戦争に例えられるのはよくないが、勝利を通じて幸福になる人々がいるのであれば勝利する意味はあるだろう。」という名言を残しましたが、それでも尚サッカーという戦争においてフーリガンという集団のように熱狂的なヒステリーぶりを誘発するような要因があり、人々をそれほどまでに興奮させる何かがあるというのは事実だと思うのです。
 世界大会におけるそのサッカーの勝敗というのは皮肉なもので、凱旋帰国できないナショナルチームの扱いというものはこれまたひどいものなのです。本日の南アフリカVSフランスの試合においても、試合後の会見でレイモン・ドメネク監督は、「次のワールドカップフランス代表の監督は...」という科白によって事実上の引退宣言をしている。引退なしに帰国できないとでもいうように。
 記憶に新しいところでは、加茂周監督はフランスW杯アジア予選でサポーターから顔面に唾をかけられるたし、そのW杯の帰国後、城彰二選手は成田空港で水をかけられた。ひどいことにW杯アメリカ大会に至ってはオウンゴールをしてしまったコロンビアのDFエスコバルが帰国後に射殺されたんです。